まだまだ、手作業が残るトムソン加工、「芸術っ?」

新年、明けましておめでとう ございます。

1月5日より、初出の会社が多いかと思います。弊社も、5日より初出勤し、毎年の事ですが まず、機械(オートン、ビク)に油をさし 空回りをさせることから始まります。
そして、1発目の仕事が、ほぼ手作業!と言う、ちょっと珍しい仕事だったので、ここで紹介させていだだきたいと思います。

トムソンの工程で「面きり」と言う 準備加工があります。

トムソン加工において、主に3つの工程に分かれます。
1️⃣セット(面きり、高低調整、見当合わせ)
2️⃣通し (機械を動かして、紙を通し撃ち抜いて行く段階)
3️⃣仕上げ(たたき、結束や紙帯、包装など)

通常、1️⃣の工程にかかる時間は、品物によりますが、1時間〜1時間30の間に行います。
本日の仕事は、セットの中の一つの「面きり」の段階で2時間30分かかるものでした!!完成品は、「JR西日本の電車の形になるチョコレートが入る小箱」で、20丁付けの印刷本紙です。

面版に紙をノリで貼って、木型をカーボンで打たせて 品物の形を形付けます
その後、カッターナイフと面きり定規で、一辺一辺 手で切り、形どっていきます。【オートン自動平版打ち抜き機】動かすための準備に、手作業で「面きり」だけで2時間30分も機械を止めて一人の職人がこの一つの品物のために加工して行くのです(終わったら、加工した「面」は処分)もう、これは加工というよりも『芸術品』です。自己満足の世界ですが💦、出来上がった品物からは、それだけの手間をかけているとは、トムソン加工に携わる人間以外には分かりません、ここが、職人として辛いところです。

 

          

「面板に紙を貼り、面きりをカッターナイフで加工」  「完成品の電車の小箱」

今回の記事は、トムソン加工の隠れた大変重要な作業工程を紹介させていただきました。
これからも、縁の下ですがお客様のお役に立てます様に心掛けていきたいと思っております。

今年も、よろしくお願い致します。

玉置紙行 代表 岩崎正人